(2013年11月取材)
まず「生徒会の大会」って何なんでしょう?イメージ湧きませんよね。
全国高校生徒会大会の創設者でもある、みらいぶライターの「やまけん」こと山田健太郎くんに聞いてみます。
「全国高校生徒会大会は2013年の3月に開催した全国規模の生徒会の集まりです。北海道から鹿児島県まで、全国75校150人もの高校生が集まって、生徒会活動について熱く議論しました。テーマは教育制度、学校問題、行事、社会貢献など多岐に渡ります。二日目にはグループごとのプレゼン大会を実施。高校生のみで企画・運営されたこのような生徒会の集まりは初の試みだったのではないでしょうか。」
つづいて、第2回全国高校生徒会大会 実行委員長の菅野泰史くん(海城高等学校生徒会長 2年生)に3つの質問をぶつけてみました。
Q1.生徒会に関わるようになったきっかけは?
生徒会活動を始めたのは高校からです。読書がずっと好きでで、歴史ものや伝記を読んで自分も人のために何かしたいと思うようになりました。
Q2.学校や高校生に対して思っていることは?
本来、生徒会は学校自治の権利を与えられた生徒のみで作られる機関ですが、多くの生徒にその大切さを自覚してもらえていないのが残念です。みんなが自覚して学校に要求すれば自分たちの手で問題を解決していくことができるようになる、そう信じて、自覚することの大切さを訴えています。
僕が一番気にしているのは、今の高校で生徒自身が様々なことに関して問題意識を持っていないことです。だから、生徒会も軽視されているのだと思います。「高校生に何ができるのか、何もできないだろう」という学校内での風潮。高校生にでもできること、いや高校生だからこそできることがあるはずだと思っています。
全国の生徒会の高校生と交流するうちに、同じような問題意識を持っている人がいることがわかり、実行委員長をやってやろうという気持ちになりました。
Q3.全国高校生徒会大会への思いは?
全国高校生徒会大会には1年目から参加しています。ゼロから大会を作り上げるのは大変なことでしたが、昨年3月の第1回大会で150人もの高校生が集まり語り合えたことはイチ実行委員として、とても大きな達成感がありました。
第1回大会の閉会式では学校や地域の異なる40名もの生徒会役員が実行委員に名乗りを上げました。それほど魅力のある大会です。2年目の今年は、より多様なバックグラウンドの仲間を集めたいと思っています。ぜひ4月2日(火)~4日(木)に開催される第2回大会にご応募下さい!
詳細・申し込みはこちらから→http://www.nscc2.com/
永田町の議員会館や東京大学が会場となる予定の第2回大会は大盛況だった第1回大会よりもパワーアップしたものになるとのこと。第2回全国高校生徒会大会にも期待したいですね!
↓下記は第1回大会