(2013年12月取材)
(※質問は、会議実施前に行われました)
Q1.女子高校生未来会議とは?
女子高校生未来会議は、女性が自分らしさを生かして自分の望むキャリアを歩める社会の実現を目指す、女子高校生が運営する団体です。
Q2.どのような理由で、女子高校生未来会議は企画されたのですか。
女性が社会に進出する上で、妨げになる問題が社会にはまだまだあります。高校生という時期に、そういった問題に触れ、考え、取り組んで欲しいと思い企画しました。1人でできないことでも100人集まればできると思いました。
Q3. 女子高校生未来会議の目的はなんでしょうか。
大きく分けて3つあります。
(1)女子高生が女性ロールモデルと出会う場を提供すること
(2)女性が光り輝く社会を目指す女子高生同士を繋げること
(3)女子高生が抱いている社会に対する問題意識を発信すること
Q4.女子だけで、女子向けの取り組みを行うことに対して、思うことはありますか。
かなりのインパクトと女性ならではの力があると思います。そのような女性の力も感じて欲しいと思います。
Q5.どんな高校生に、どんな思いを持って、参加してほしいですか。
女性であれば、すべての女子高校生に参加していただきたいです。テーマも10コあるので、自分自身の問題意識にあったものを選んでいただけます。実際に社会で活躍している大人の方にお話を聞きたい!同じ考えを持った高校生と出会いたい!社会を変えたい! なんでもいいと思います。女子会気分を味わいたい!と思ってきていただいても構いません。多分最高の1日になると思います。
Q6.村田さん自身は、どうして、この取り組みを行っているのでしょうか。
社会や世界で平等や自由、権利などにおいて辛い立場におかれる女性たちを多く見てきました。しかし一人の女性として、自分らしさを突き通し、得てきたこともあります。女性にだってできること、女性だからこそできることなど、女性の力は無限なのにそれが活かしきれていない現実に問題意識を持ったからです。
Q7.村田さんは、どんな高校生活を過ごしていましたか。
部活はバレーボール部でした。中学校から続けていて、レフトスパイカーでした。また、高校1年の冬からは模擬国連というものにも熱中していました。その後、全国大会で優秀賞を受賞し、世界大会に出場をし、多くのことを学びました。
Q8.村田さんは、高校時代に、このような取り組みがあったら、参加したいと思いますか。
参加したいと、すごく思います。勉強だけに留まらない高校生活を送りたいです。社会とどんどんつながり、関わっていきたいと考えていました。夏休みなどを使った、長期でのインターンや職場見学とかにもっと行きたかったです。
Q9.このような取り組みに参加してたくてもできない高校生に、今回みなさんがテーマとしていることを、どうやって考えたり、勉強したりすればいいか、アドバイスをください。
一人で調べ、考えるよりも、出来るだけ多くの人を巻き込んでいくことが重要ではないでしょうか。周りの友達に話してみたり、先生に聞いてみたり、専門家の方に直接連絡をとるのもいいと思います。自ら、このようなイベントを企画するのも一つだと思います。
Q10.今の高校生に何を望みますか。ご自身の経験なども踏まえて、メッセージをお願いします。
考え、行動すること。
受動的な教育に偏りがちな学校教育と、社会にでてから必要とされる能力には大きな差があります。そこで大切なのが、自らの頭で考え、行動していくことです。若い高校生にしかできないことはたくさんあります。ぜひ今、この時間を大切にして、様々なことに挑戦してみてください!
★以下は村田さんのfacebookから★
https://www.facebook.com/aricia.just.dance
2013年は「出会い」の一年でした。沢山の社会で活躍する大人に出会い、一歩先を歩く先輩を見て、一緒に頑張れる仲間がいつも側にいました。
中学に入学した時には、こんな高3になるはずじゃなかったです(笑)。
もっと勉強ばっかり頑張ってる予定でした。まさか自分が、東大や慶應の教授に会いに行ったり、130人規模のイベントを開催したり、模擬国連の世界大会に出場したりするとは思ってなかったです。けど、こんな挑戦が出来たのも、一つ一つの決断を間違っていなかったと思えるのも、多くの人の支えがあったからだと改めて感じます。本当にありがとうございました。感謝しきれません。
これからもいろんなことに挑戦して行きたいし、頑張り続けます。けど、限りないと思っていた若さの力に限界を感じ、自分の未熟さを思い知らされています。もっと継続的な努力をして頑張らなきゃって思います。
2014年これからも村田有彩をよろしくお願いします。
PS.12/26女子高校生未来会議が無事終了しました。副代表として、主にイベントの内部統括をしていました。「女子力で世界を変える。」一歩になったのではないかなと思います。本当にご理解ご協力いただいた皆様、参加していただいたJKの皆様、運営メンバーの皆様、本当に本当にありがとうございました。