やりたいことをやってもいいんだ!

オーストラリアを旅してみつけた自分の道

-高校4年生・新造真人のオーストラリアの旅記録 vol.3-

(2013年12月掲載)

オーストラリアと日本では、デザインや色が違う!違いの根っこは何なんだ!

空が青くて広い、ブリズベンセントラル駅
空が青くて広い、ブリズベンセントラル駅

そして最後に景色(視覚)について感じたことを述べます!

 

まず、空港に降り立って気づいた、“匂い”以外の違いに、デザインの違いがありました。色使い・形が、日本のものとは明らかに違う。英語補正が起こり、なんとなくかっこ良く見えちゃいます。街に飛び出せば、町並み・建築の違いが、物凄い速さで両眼に訴えてきます。スーパー等では、日本のものとのパッケージの違いが面白く、写真を撮るためだけにスーパーに通いつめた時期もありました。笑

 

自販機、改札機、街のゴミ箱、あらゆるものが、どことなく日本とはちょっと違っている。言葉にはうまく落とし込めないけど、この違いこそが、お国それぞれのアイデンティティを形成していくのかなと。

 

作品「僕にはこう見える」
作品「僕にはこう見える」

アートの授業で驚いたことがあって、オーストラリア人が描く人間の顔は、僕/日本人が描くものとは違う生き物でした。彼らの手から産まれたのは、アメリカンコミックのPOP調キャラクター。描写が違うってことは、見ている世界が違うかもしれない。

 

この、瞳を通した世界への質感の違いが、「俺は今、オーストラリアにいるんだ!」という実感に繋がりました。そして同時に、「この国による違い、その根っこは何なんだ!?」という問いを始めるきっかけにも。

 

ラーメンへの愛は、いつしかマンゴーへの愛に

お国の違いは、異文化コミュニケーションの重要性として訴えられたり、カルチャーショックとして嘆かれたりする面もあります。僕は、大好きなラーメン、そして風呂につかる文化がないことに、ショックを受けました。ただ、シャワーはあるので、日常生活に困ったり、美人の先生に臭がられたりすることは幸運にもなかったです。笑

 

お風呂に入る習慣は、自宅のプール(!)で泳ぐことに、ラーメンへの愛は、パパイヤやマンゴー、南国フルーツへの愛に取って代わられました。最初は驚きましたが、家にプールがあるという家庭は(地域にもよる)オーストラリアでは珍しくはないみたいなんです。

 

果物は、めちゃくちゃ安いです。マーケットに行けば、マンゴーが1kgが2$くらいで買えます!日本人の感覚だと、激安ですよね!さらに劇的な旨さ!お弁当にもマンゴーを持参したりもしました。

 

南国ケアンズのマーケット!フルーツの試食が楽しい!
南国ケアンズのマーケット!フルーツの試食が楽しい!

そんなマンゴーに恋する僕は、実は高校4年生。2013年、高校3年目の1月に、(同級生たちの)卒業式を目前に高校を休学。そしてオーストラリアで留学するために日本を飛び立ちました。次回は留学の理由をお話しします。

 

新造真人/Makoto Shinzo
Web: http://mrmakotos.wix.com/ffff

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