やりたいことをやってもいいんだ!

オーストラリアを旅してみつけた自分の道

-高校4年生・新造真人のオーストラリアの旅記録 vol.2-

(2013年12月掲載)

留学スタート! 暑さ、匂い、味が違う! 日本との違いに驚きの日々!

2013/01/06 飛行機の中で目覚めると、僕の留学生活は始まった。
2013/01/06 飛行機の中で目覚めると、僕の留学生活は始まった。

留学を始めた当初は、違いということにただただ驚きっぱなしの毎日でした。オーストラリアの空港に降り立ってみると、今まで眠っていたのかと思う程に五感が動き回り、違いを探し始めます。

 

まず、めちゃくちゃ暑いということを感じました。話には聞いていましたが南半球に位置するオーストラリアは、北半球に位置する日本とは季節が真反対です。地軸が傾いているので当たり前と言えば当たり前ですが、いざそれを体感してみると物凄いことです。「1月は寒い、火燵でみかん」なんて考えはこの国では採用されません。正月に羽根つきをするなんてことはありませんし、こんな暑い中で火燵の中に丸くなっている猫はいるはずがありません。

 

次に、匂いが違います。どう説明すればいいのか分かりませんが匂いが違います。良いとか悪いとかではなくて、「国によってココまで匂いの違いがあるものなのか」と思う程に、嗅覚を刺激するものの違いが国によってあるようです。

 

そして、味も僕が予想していた以上に、外国はまったくの別物でした。朝からみそ汁、ご飯、焼き魚、納豆なんていう朝食はありえません。魚はあまり食べませんし、納豆は臭い食べ物のようです。人にもよりますが、僕のホストファザーは納豆の匂いが全く駄目なようで「くさいー。」と、わずかに知っている日本語を使ってまで、必死の意思表示をしてきます。

 

英語は意味を持つ言葉なんだ! ちんぷんかんぷん→ジョークもわかるまでに成長

"Finally got lost!" ー 慣れない散歩道で迷子になって、何かがふっ切れた!
"Finally got lost!" ー 慣れない散歩道で迷子になって、何かがふっ切れた!

もちろんオーストラリア人は英語を喋ります。つまりは、僕が母語としている日本語という言語が、彼らにとっては、まったく意味のわからない宇宙の言語ということです。僕が彼らに理流暢な日本語で話しかけても、全くといっていい程に、彼らにはちんぷんかんぷんなようでしたが、どうにか拙い英語でしゃべりかけると、それは通じてしまうのです。

 

この経験から、言葉には意味が宿っていることを知り、そして英語はグローバルな言語だということを、本当に実感しました。なぜなら、どんなに下手くそでも発音がひどくても、それが英語であるならば、彼らにとってその言語は意味を持ち、会話を成り立たせることが出来るのです。そういった環境にしばらくいれば、英語はどんどん伸びます。

 

留学当初は、意識的に日本語を使わないようにしていたので、留学開始後6日で英語の夢を見ました。何が起こっているのか、ちんぷんかんぷんであった授業も、留学の終わり頃には先生のジョークに自然と笑えるところまで伸びました。

 

新造真人/Makoto Shinzo
Web: http://mrmakotos.wix.com/ffff

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