2016ひろしま総文 演劇部門 優秀賞・文化庁長官賞
(2016年8月取材)
■演目
『アメイジング・グレイス』
■部員数
36人(うち1年生12人・2年生12人・3年生12人)
■答えてくれた人
山口由紀子(2年)
■国立劇場への出演が決まった瞬間の気持ちを教えてください。
またこのメンバーで舞台に立つことができる、「アメイジング・グレイス」ができるという嬉しさでいっぱいでした。
■今回の演目は、どのくらい練習をしていますか。
1日あたり3時間~6時間で、約1年ほどです。
■今回の演目でいちばん苦労したところはどこでしょうか。
ラスト近くの、鬼が島に爆撃機がやってくる空襲のシーンです。スローモーションの身体の動かし方や、空襲の恐ろしさ、悲惨さを表現するのは難しかったです。そのため、自分たちで青森空襲のことを調べて、ミーティングで自分が思ったことや情報を共有したりしました。全国大会の本番前に全員で広島の平和記念公園内を見学したのも、お芝居の糧になったと思います。
■ひろしま総文から、東京公演まで1か月間が空きましたが、その間、どんなところに注意して練習を続けましたか。
アンサンブルの完成度をあげることと、舞台で芝居を大きくするところです。
■皆さんの演技のいちばんの魅力はどこにあると思いますか。
大人数で迫力があり、個性あふれるアンサンブルです。
■総文祭出場以外にどんな公演をしていますか。
いろいろな土地で、いろいろなお客様の前で上演させていただいたりしています。
■国立劇場の舞台に立った感想をどうぞ
60分間ずっと楽しかったです!!たくさんのお客様に観ていただけるというワクワク感と程よいプレッシャーは、国立劇場の舞台だからだと思います。楽しんで最後まで演じ切ることができて、本当によかったです。