渋谷教育学園渋谷高校(東京都) :ロシア大使
(2020年6月取材)
上坂進之祐くん(1年生:リアルの模擬国連の参加経験15回)
■今回の「6月大妻オンライン会議」に参加するきっかけは
学校で募集がありました。今までも募集がかかった会議にはほとんど全て出ています!
■会議に備えて準備をしたことは
慣れないオンライン会議なので、決議文章提出までの時間の制限が厳しくなることは予想していました。当日の交渉を円滑に進めるために、他国リサーチをいつも以上に綿密に行いました。
■当日の会議進行で心がけたこと
担当国が常任理事国であるロシアだったので、時には国益が国際益と対立することもありました。一方、安保理改革に関して国際的な一致した合意を形成することは、ロシアにとっても重要です。そのためにも、早い段階で常任理事国内の方針をまとめ、他グループと交渉することを心がけました。
■一番大変だったことは
オンラインだとグループ内で一度に一人までしか話せないので、話す人が偏ってしまったり、議論がなかなか進まなかったりして大変でした。できるだけ全ての大使が意見を主張できるようにふるように話をふることを心がけました。それでも、交渉が足りない場合はグーグルフォームのメモを活用しました。
ただグーグルフォームは送信する側も送信される側も手間がかかるので、あまり活発に使われていなかったように感じます。またオンライン会議があればSlackなどのチャットサービスでより自由で便利な交渉の場を広げると良いのではないかと思います。
■オンライン会議にしてよかったと思うのは
リアル模擬国連だと、人の話を遮ったり聞かなかったりする大使が多いのですが、今回はオンラインだからか、グループにいる大使全員がその時に話している大使に注目できていました。
■オンライン会議に参加した感想
リアルの模擬国連のプロシージャーと同じように、スピーチ、モデ、アンモデが再現されていて素晴らしいと思いました。
オンラインでも模擬国連が成り立つことが驚きでした。フロントの皆さんの綿密な準備があってこそのことだ思います。大妻の皆さんありがとうございました!