駒場学園東邦高校(東京):リビア大使
(2020年6月取材)
𠮷田伊織くん(1年生:リアル模擬国連の経験1回)
■オンライン模擬国連に参加したきっかけは
慣れない環境での経験が、今後の模擬国連の会議でも役に立つのではと考えて参加しました。
■会議に備えて準備をしたことは
前回初めて参加した会議では、比較的良いポジションを握っていたにもかかわらず、最終的には自国の主張をほとんど無視されるという結果に終わってしまったという悔しさから、今回は主に自分の弱点を洗い出そうと考えていました。
オンラインでの会議だったということもあり、事前準備から会議当日の自国内での資料共有に至るまで、全てネット環境を使って時間を短縮していました。
■オンライン会議でよかったと思うのは
実際の模擬国連のように直接話せた訳ではありませんが、かえって落ち着いて行動することができました。結果として知識量や経験値で他国に圧倒されたり、話し合いについていけなくなったこともありましたが、自分が優位に立てるような環境を常に作り続けることができたのは良かったと思います。
■オンライン会議に参加した感想
今回の会議では、話し合いの流れをいかにして変えていくのか、自分の主張を聞いてもらうのかなど勉強になったことも多くありました。オンラインではない会議に通用するかどうかも考え、今後に生かしていきたいと考えています。
葉山弘一くん(1年生:リアル模擬国連の経験1回)
■オンライン模擬国連に参加したきっかけは
今回のオンライン模擬国連には、模擬国連の経験数がまだ1回と経験も積めてない中で、このような事態ではしばらく「普通の」模擬国連ができないだろうと思い、経験を積むために参加しました。
■会議に備えて準備したことは
オンライン模擬国連に参加するにあたって、自宅から参加することや相方とのコミュニケーションなどに不安要素はありましたが、「経験を積む」ということには代えられないと思い、参加を決意しました。
■オンライン模擬国連でよかったことは
今回の会議では通信の「重さ」を理由に、話している人以外のマイクとカメラをオフにすることが求められていました。そこのことから、グループのメンバーの呟きや表情の変化が読み取れず、発言をするタイミングを見計らうことが難しかったです。
一方オンライン模擬国連には、常に相方とコミュニケーションが取れるという特性があります。私たちのペアは「ダブル内政」を行っているため、常に情報を交換することが議場のコントロールに繋がります(今回は失敗してしまいましたが…)。 常時コミュニケーションや情報交換を行うために利用したのは、LINEによる通話とPagesによるメモです。これらを使うことで、お互いが入っているグループの情報を伝え合うことができました。
オンライン模擬国連は、常時コミュニケーションができることや、自宅から参加できることが良い点であったと思います。一方で自宅から参加するとなると、家族の声や生活音が入らないところで何時間も座っていなければならないという点では厳しいところもあると思いました。
■オンライン会議に参加した感想
今回の模擬国連では、前回参加した会議の反省をある程度生かすことができましたが、できてない部分、新たに反省しなければいけない部分が多くありました。しかし、模擬国連を経験することができたことには変わりないため、次の模擬国連に向けて準備練習を重ねていきたいと思います。