これが「交換留学」だ!
~交換留学経験者と、これから交換留学に出発する大学生が語り尽くす交換留学の全て
(2018年11月取材)
大学に入学したら、交換留学で海外の大学で学んでみたいと考えている人も多いと思います。パンフレットやホームページで、海外留学の制度をうたっている大学もたくさんあります。でも、交換留学って一般的な留学や語学研修とどこが違うの? いつ頃からどんな準備をしたらいいの? 何年生から行くのがいいの?等など、実際にチャレンジしてみないとわからないことがいろいろあります。
今回は、AGOS×K 海外進学プログラムで開催された「交換留学体験セミナー」で、実際に交換留学を経験した大学生と、これから海外留学に出発する大学生の座談会をレポートします。ココでしかわからない交換留学事情、ぜひ参考にしてください。
司会:本日は、交換留学体験談セミナーということで、実際に留学を経験した村田さんと、これから留学をする原さんのお二人に、どのような準備をされたのか、留学をしてどんなことを学んだり感じたりしたのか、そして、その先の就職に関してどのように今考えていらっしゃるのかというお話を聞きながら、皆さんに交換留学のイメージを膨らませていただこうと思います。
まず私から、交換留学の仕組みについてお話しします。大学生の交換留学は、日本国内の各大学の在校生を対象に、各大学が交換協定を結んで いる海外の大学に学生を派遣するものを言います。参加するためには、学内での選考にパスする必要がありますが、一般的には、在籍中の日本の大学に学費を支払うだけでよいので、留学に興味のある学生にとっては非常に魅力的な制度と言えるでしょう。期間は一般的には10か月程度で、留学先は在籍大学が交換協定を結んでいる大学になります。
それぞれの大学により、留学中の学費や単位の扱いは異なりますので、ご注意ください。
日本人で海外に留学する学生の数は、2009年は4万人に満たない人数でしたが、直近のデータでは、2.5倍超の10万人以上になっています。1か月以下の短期間のものから、1年超の長期間のものにわたり、すべての期間で増加し続けています。
このような留学生の増加の背景には、企業がグローバル人材を欲していることが、要因として挙げられます。また、大学が世界的評価を受ける際に、留学生の受け入れ数や、外国人教員数、留学をしている学生数も評価の対象になることから、留学が推奨されているということもあり、大学自身もグローバル人材の育成により力をいれてきています。
たとえば、早稲田大学や慶應大学では、長期留学に参加した生徒が過去最多になっています。
今日参加された方には、まだ高校生、中学生の方もいらっしゃるので、交換留学の準備から出発までの流れを簡単にお話ししたいと思います。
日本の大学の入学は4月ですが、ご存知のように海外の大学は基本的に9月に学年がスタートします。今、交換留学をする大学生の大半は3年生の9月に出発します。2年生から交換留学する人は多くなく、4年生で留学する人も若干はいます。
3年生の9月に向こうへ行って4年生の6月で帰ってくるとなると、就活はいつするのか、ということになりますよね。2020年3月に大学を卒業する学生で言えば、説明会の開始が大学3年生(2019年)の3月、採用面接等の選考の解禁が4年生の6月ですが、早い段階で内定を出す企業も多いので、6月に帰国をすると周りはほとんど就活が終わっているという状況なのです。交換留学というのは、大学同士の学生の交換ですので、向こうの大学で取った単位を日本の大学の卒業資格とすることができて、4年間で卒業できるという大学が多いですが、実際には4年生で卒業せずに、もう1年延期するケースが多いということを、知っていただければと思います。
そうすると、2年生で向こうに行けば3年生の6月に帰ってきても就活には影響は出ませんし、帰国が6月ですから、他の人がまだ前期の授業や試験のある6月・7月に、インターンや就活を前倒して行えます。ただ、実際に2年生の9月から交換留学に行くためには、当然その前に出願しなければいけません。
それがいつなのかというと、例えば慶應や早稲田は前の年(大学1年生)の10月前後、東大は11月です。その他の大学も大体9月下旬から12月の中旬ぐらいまでに出願の手続きをします。つまり約1年前から10か月前には準備して出願をしなければいけないということです。
交換留学の説明会は、各大学でだいたい4月~6月頃に行われます。そして、「うちの大学にはこういう留学先があります。この留学先に行くには、英語の試験がこのぐらいの実力が必要です。学校の成績はこのぐらい取っておきましょう。〇月の出願までにこんな準備をしておきましょう」という話があります。しかし、実際大学1年生は入学からゴールデンウィーク頃までは新しい生活に浮き足立って、正直何もしていません。
そして、TOEFLないしはIELTSの試験勉強もしなければいけません。5月末から勉強を始めたとしても、どうやって勉強したらよいかわからないうちに、大学の前期の中間試験が迫って来ますから、勉強を始めるのは中間試験が終わってから、ということになります。さらに7月末から8月には期末試験があります。留学のためには、英語力だけではなく大学の成績も重要ですから、中間試験・期末試験もおろそかにできません。さらに、TOEFLもIELTSも試験結果が出るのに2週間くらいかかります。大学にオフィシャルで提出するスコアレポートであれば、TOEFLの場合1か月ぐらいかかります。実際には、コンピューターで出たスコアを提出して、後から本スコアレポートを出せばよいというところが多いですが、それでも最後に受けられるのは9月上旬くらいになります。
そうすると、本格的に勉強できる期間は、期末試験が終わってから9月上旬までの、正味1か月くらいしかありません。結局、1か月では準備が間に合わないから1年遅らせることになり、8割の人は3年生で行くことになるのが交換留学の現状です。
それではここからは、今日のゲストのお二人に体験談を語っていただこうと思います。村田くんからお願いします。
村田幸優くん:東京大学教養学部4年の村田です。僕は今4年生ですが、卒業は1年遅らせるので、大学には5年生まで残ることになります。シンガポール国立大学(NUS)に1年間留学していました。
留学のきっかけとしては、実は僕は最初からNUSに行きたいと思っていたわけではないんです。友達と旅行していたときに、ふと「『トビタテ!』の奨学金の締め切りが2週間後だよ」みたいな話をされたんですね。この瞬間が、「留学を経験した学生生活」と、“留学をしなかった学生生活”の分かれ目なのかと思ったときに、そのままの状態で社会に出ても、海外の人と一緒に何かをするって、多分能力的にも心理的にもできないなと思ったんですね。もちろん前向きな気分も半分くらいはありましたが、このままではやばいな、みたいな多少の焦りもあって、留学したいと思うようになりました。ということで、すごく短い期間でどこに行ったらいいのか、どういうことができるのかということを調べて、留学を決めたという経緯があります。
原 文聖くん:東京大学教養学部文科I類2年で、来年から法学部進学が内定している原です。交換留学に行くかどうかは正式には決まっていないのですが、東京大学では11月初めに募集の締め切りがあって、イギリスの大学、シェフィールド大学やグラスゴー大学といったところに申請したところです。
留学しようと考えた理由として、一つは、自分は今まで長期間海外で生活する経験がないままきたのですが、大学に入ってから、1か月フランスの大学に行くプログラムと、村田さんが行かれていたNUSに1週間行くプログラムに参加しました。そこで、日本で20年間過ごした価値観や経験、人とのつながりといったものをいったん離れて、生活する経験がとても貴重であることがわかったのです。特にNUSのプログラムはわずか1週間だったのですが、アジア中からいろいろな人が100人くらい来ていた中で日本人は僕だけでした。そうなると、当然しゃべるのはずっと英語だし、話す相手も日本人じゃないし、日本のことはめっちゃ聞かれるし、といった環境で間違いなく刺激を受けました。
そういう経験はいいなあと思ったのと、これまで留学した人が「やはり留学は行ったほうがいい」と言うのはこういうことなんだろうなと思ったこと。そして、自分は将来的には研究者を考えているのですが、自分の専門分野に関しても欧米の大学の方がレベルが高いということを考えても、留学に行かないという選択肢を選ぶことはない、行きたいということになったということです。
司会:原さんがこれから10か月という長い期間で留学をするのと、例えば今まで行った1か月くらいのものとでは、どんな違った経験を期待していますか。
原くん:フランスに1か月行っていたときは、日本のいろんな大学からパリ政治学院に行くというプログラムでした。コミュニケーションを取る相手はほぼ日本人ばかりで、その意味では日本の大学で授業が完全に英語でやられているのと同じで、大学と宿舎から外に出たらそこはフランスだったという感覚でした。それとは全く違う経験だったのがNUSでした。
僕が留学に一番期待していることは、これまで日本で暮らしてきた自分をいったん捨てて、新しく素の自分で生きていくことはできるのかを試すことに尽きます。シンガポールに1週間行ったときにそれを強く感じたので、それが10か月続くという中で素の自分が何を作り出せるのか、というところに期待しています。また、僕は政治学を専攻しようと思っていますが、志望している大学は学術的にもいろいろな本を書いている先生がいて、研究のレベルが高いという意味での期待ももちろんあります。
司会:今の原さんの話を聞いて、1年間行くとこんなことできるよ、みたいなのがあれば紹介してください。
村田くん:まず、短期留学のプログラムがたくさん集まったのが交換留学ではないということです。交換留学というのは、例えば僕はシンガポールに行きましたが、極端に言えばシンガポールに生活の場所が変わっただけなんです。
1週間のプログラムって、その間に成果を挙げるためにいろいろイベントがあって、やらないといけないことがいっぱいありますよね。でも、交換留学というのは、今こうやって生活している、この瞬間がシンガポールという場所に移るだけなので、本当に何でもできてしまう。逆に言うと、時間をうまく使うことのほうが大変なんです。もちろん友達からの誘いも来るし、やりたいこともやるということはあります。けれど、やらないといけないことや期待されること、あるいは人からの目がないときに、「自分っていったい何をしたいんやろう、何ができるのかな」ということがわからないと、言ってしまえばYouTubeを見て時間を潰すことになります。そういう話は案外たくさん聞くし、怠惰というよりはむしろ真面目な人ほどそういう傾向にあるなと思いました。それは行く前に覚悟しといたほうがいいですね。1年間、しじゅう何かが降ってくるわけではないので。
司会:留学するときは、自分は何を目的としてどういう勉強をしたいかという学習計画書を書きますよね。それと実際とは違ってきますか。
村田くん:全然違います!考えてみてください。3年生で留学するとして、2年生のうちに留学計画書を仕上げますよね。そもそもこの1年弱の間に勉強したいことはちょっと変わりますよね。さらに、現地に行ってからは、留学生が取れない授業もあります。授業の数も、東大では広く浅くという感じで、1週間15コマくらい取れるのですが、NIUの場合は狭く深く3つ4つ取る形式と絞られます。このように、自分の興味が変わったり、取りたかったけど取れない授業があったり、授業自体も思っていたのと違うこともあったりということで、結構計画とがらっと変わることになりました。
司会:原さんは、留学で何を勉強して、どのように生かしたいと考えていますか。
原くん:先ほど話したことにも関係しますが、自分の中では政治学を専門にしようということは決まっていて、大学の4年間は勉強しようと思っています。留学は、その勉強をより深めるという位置付けにしたいと思います。イギリスを留学先にしたのは、興味の対象がイギリス政治ということもあったし、東大の法学部で受ける授業とはまた違う授業を受けることで、それぞれの大学の専門や強みを知れば幅広くはなるかな、という意味もあります。
自分の中で、一つ有力な将来の選択肢として研究者というのがあるので、そのためにはやはりレベルが高い大学で学んだことは生きてくるのではないか、ということもあります。これは実際、その研究者をしている大学の先生方に何人かお話をうかがったときに言われたことで、それは期待をしていることの一つです。
イギリスで期待していることとしては、すごく細かい話になりますが、イギリスがブレグジット(EU離脱)の国民投票を可決したのが僕が高3のときで、かなり衝撃を受けました。僕が東大法学部の推薦入試を受けた際のモチベーションになっていたのが、ブレグジットとトランプ現象で、それで書類を作って提出したのですが、また今、問題意識が再燃してる感じです。その状況を肌で感じたいというのがあります。大学があるシェフィールドやグラスゴーというのは第5、第6ぐらいの都市なのですが、そういった地方の人たちはどう思っているのか、もっと田舎のほうはどうかなのか、といったことを体験できたら面白いかなとは思います。
村田くん:僕も何となく興味のある分野はありましたが、それをがんがん深めに行くよりは、NUSは中国語の授業もあるので、中国語ができるようになるとか、海外の人とちゃんとチーム組んで仕事できるようになるようなスキルが身につけられるといいなと思っていました。あとは専攻は社会学とか経済学系なので、最終的には家族社会学で卒論を書くための視野を広げられたらいいなと思っていました。
具体的にいうと、日本って女性がめちゃくちゃ働きにくいんですね。M字カーブといって、ちょうど結婚する30代前半で離職率が高まって、子育てに一段落した頃また就業者率が増加するという状況です。一方、シンガポールはくちばし型と言って、30代になると就業率が伸びるんです。これはなぜか。日本では会社の取締役の女性の率が1%そこそこですが、シンガポールは15%ある。そういう働きやすさってどこから来るんだろう、ということを卒論で考察しようと思ったんです。
その時は、東大とNUSの20歳の大学生に対して、キャリアに対してどういう意識を持っているのかと、それには幼少期の家族の中で受けた教育がどんな影響を与えているのか、といったことを比較したいと思っていました。きっとシンガポールと日本には大きな違いがあって、いいデータも取れそうだなと思ったので、家族社会学の授業も選択しましたという感じです。
その意味では、日本で普通に卒論を書くよりも、実際に海外行って現地で調査をする方が得るものが多いです。特に、経済学とか社会学の論文は、サンプルデータを取って比較してグラフ描いて、ということをするので、自分の研究目的に沿ってデータを取ることができると結果が出しやすいんですよね。大学生は意味のある卒論を書くのはなかなか難しいのですが、自分で海外に行って、アンケートを採って結果を比較分析するということが学生の身分でできて、それがけっこう意味のあることができる。それを利用しようと思いました。
しかし、実際はいろいろ難しかったです。一つには自分の興味も変わってしまったということもありますが、そもそもシンガポールと日本の社会制度自体の違いが予想以上に大きくて、「日本とシンガポールにはこういう違いがある。だからこういうところを取り入れて生かしましょう」という話にしにくいんですよね。例えば、シンガポールはメイドさんをすごく雇いやすいのですが、メイドさんが使えるというのは国内の賃金格差が高い社会なので、メイドさんのいない日本の方が社会の形として望ましいという考え方もあります。また、おばあちゃんが近くに住んでいて子どもの世話をしやすいとか、国が狭いので行き来がしやすいとかいった理由がいろいろ見えてきたのですが、それをそのまま日本に落とし込むのはすごく難しい。じゃあどうするのか、という次の一手が見えなくなってしまって、ちょっと止まってしまった、ということがありました。
保護者Q1:私の子どもが理工学部の交換留学の推薦取れているのですが、工学部の授業って日本語でも大変ですよね。それを英語で授業を受けるというのは、大丈夫なのでしょうか。
村田くんA1:専門は違いますが、理解度が下がるのは仕方ないとは思いました。自分の場合も、例えば社会学統計の授業は、一つずつの英語の用語が難しいのでとにかく調べまくりましたし、この時間は日本語だといらないのになあとは思いました。
だけど、頑張ったら何とかなるのではないかと思っています。なぜかと言うと、とにかくやらないと前へ進めないので、やるしかない。それに、留学生には先生方は基本優しいので、わからないところは質問すれば丁寧に答えてくれますし、それをきっかけにけっこう目を掛けてくれたりします。だから本気で勉強したいと思っていれば、語学の壁はなんとかなって、むしろ頑張って先生に聞いたり英語の用語を覚えたりしたということは、その瞬間生まれる理解度の差以上に、後になってから生きてくるな、みたいな感じはします。ですから、もし僕の後輩が「授業の消化度が低くなりそうだから日本にとどまった方がよいか」みたいな話をしてきたら、「頑張ったら何とかなるよ」と背中を押そうと思います。
原くんA1:僕が1か月フランスに行って授業を受けたとき、助かったと思ったのは、しゃべって終わりという先生はあまりいなくて、スライドで説明したり、そのスライドを後で配ってくれたりしたことです。リスニングでデータを聞き取るよりは、文字で書いてあるのを目で見る方がわかりやすい。日本語でももちろんそうですよね。そういう意味では、優しい世の中になっている気がします。先生も確かに質問したらきちんと答えてくれますし。
村田くん:今彼がすごく大事なところを指摘してくれたのですが、授業が4つしかないといっても、先生がすごく頑張って授業をしてくれるんですね。スライドも丁寧なものが事前に配布されています。一番僕が感動したのは、授業が始まる前からシラバスで第1週から第13週まででどういうことをするのかが示されていて、使う資料が全部フォルダで配られていたことです。だから、学期の頭には印刷室に行って300枚ぐらいの資料を全部印刷しないといけなくて、逆に言えば、それだけ授業の内容が設計されているんですよね。日本の広く浅い15コマと比べると、確かにすごく理解に役立ちました。
司会:お二人のおっしゃったのは非常に本質的なところで、要するに留学するのであれば、英語で学んだことをしっかりと身につけていくということも大事ですが、やはり交換留学の一つの意義として、向こうの教育の仕方を知る、ないしは、教育を受けている人たちの姿勢を知る。で、その向こうの人たちと親しくなることで、向こうの人たちの考え方や考えるプロセスを知るということが、とても重要なのかなと思います。
世の中に出た後に、わからないことをどうやって解決していけばいいのかとか、戻ってきて日本の大学をもっと活性化、授業を活性化するために、自分がどういうふうに貢献できるかみたなことを知ることを、日本の大学側は、交換留学を通して学生に期待していることではないか、と思います。
交換留学に必要な英語力を計る試験は一般的にTOEFL iBT®かIELTS®ですが、村田さんも原さんもIELTS®のスコアで出願されています。
イギリスの大学に行く原さんの場合、学生ビザを取得する際に英国大使館に英語力の証明をする必要がありますが、2014年からTOEFL®テストのスコアは認められなくなってしまいました(大学選考においてはTOEFL®も認められている場合もあります)。アメリカの大学へ留学する場合は、ビザ取得において英語力の証明は必要ありません。大学によっては選考においてTOEFL®のみ選考対象としている学校もあります。
TOEFL®もIELTS®も、どちらも4技能(Reading, Listening, Speaking, Writing)をそれぞれ測り、各セクションの合計で点数が出ます。共通点も沢山ありますが、問題の内容や傾向で違う点もありますが、TOEFL iBT®はパソコンを使って行い、ILETSは紙ベースでSpeakingは対面で行う、というところが最も大きな違いでしょう。
なおIELTS®はブリティッシュ・カウンシルが運営するものと、日本英語検定協会(英検)、IDP Educationが運営するものの3種類あります。内容はどれも同じですが、イギリスのビザ申請で認められているIELTS®はブリティッシュ・カウンシルが運営しているもののみとなっています。