情報処理学会第81回全国大会中高生ポスターセッション発表

高校物理はゲーム作りに大いに役に立つ!

福岡県立修猷館高校

金丸大輝くん(2年)、近藤悠眞くん(2年)、近野祐紀くん(2年)、寺﨑一晴くん(2年)

(2019年3月取材)

 

高校物理を応用したゲーム作り

高校で習った物理の知識を利用して、シューティングゲームを制作しました。制作では、無料のゲームエンジンソフト(ゲームを作るソフト)の「unity」を使って、シューティングゲームを作るうえで必要な動きを研究しました。たとえば、円を描きながら動く弾、弾が当たると跳ね返ってしまう反射板など、物理的な挙動がある仕掛けをどのようにプログラムすればよいのかを研究しました。

 

これらの研究を通して、学校で習ったことがこのような形で生きること、ゲーム作りには、様々な知識が混ざり合っていることがわかりました。また、コンピューターであることを利用して、例えば弾が反射板に当たった後の方が速くなるなど、現実ではありえない挙動も実現できるということも明らかになりました。

 

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■研究を始めた理由や経緯は?

 

私たちパソコン部は、ゲーム制作などの活動を行っていることから、今回の研究テーマを発表することになりました。理系の部員も多いことから、物理を利用したゲームを発表することになりました。

 

■かかった時間はどのくらい?

 

2週間程度です。

 

■今回の研究で苦労したことは?

 

ふだんは「どのように作るか」はあまり気にせず、望み通りにゲームが動くことばかり気にするので、ゲームを作るうえでは、ふだんしないことを深く考えなければならないという点で苦労しました。

 

■「ココは工夫した!」「ココを見てほしい」という点は?

 

敵機が、発射口の角度を変えながら弾を撃つという仕掛けに関してはかなり工夫しました。この仕掛けを実現するのに1週間ほどかかったので、ぜひ見てほしいです。

 

■今回のポスター発表の感想をどうぞ!

 

初めてのポスター発表でしたので、苦労するところもありましたが、いい経験になりました。ふだん人に説明しないところを説明することは大変でしたが、自分たちのゲーム作りを見直すうえで、新しく気付く点も多くあり、楽しかったです。

 

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